内省変容コーチングBLOG サービスを見る →

やる気は、当てにしないほうがうまくいきます

習慣化2026.08.24久田 晃

やる気は、当てにしないほうがうまくいきます

やる気に頼って何かを始めたこと、ありませんか。

筋トレ、勉強、ダイエット。

最初はみんな、やる気に満ちています。

「今度こそやるぞ」と気合を入れて始めます。

でも3日後、1週間後、1ヶ月後はどうでしょうか。

そのやる気、もう残っていないのではないでしょうか。

私はこれを、意志の弱さだとは思っていません。

やる気を当てにした時点で、そうなることは決まっています。

久田 晃久田 晃
やる気が出ないんですという相談を受けたとき、私はまず、やる気を当てにしている前提のほうを疑います

頼らないほうがいいものが、2つあります

私が「頼らないほうがいい」と思っているものが、2つあります。

「やる気」と「他人」です。

どちらも、一見すると大事なものに見えます。

ただ、この2つに頼り続けている限り、人生は思うように進まないと思っています。

先に「やる気」のほうから書きます。

やる気は燃料ではなく、興奮剤です

やる気というのは、一過性のものです。

そのうち必ず切れます。

ガス欠みたいなものだと思っています。

やる気は、ただの興奮剤です。

興奮剤は、その場のテンションを上げてくれます。

ただ、車を動かし続ける燃料にはなりません。

そんなものに人生を預けるのは、分が悪すぎます。

1私も、やる気だけで走っては落ちていました

私自身、昔は何度も同じことを繰り返していました。

やる気だけで突っ走っては、途中で挫折します。

そしてまた、次のやる気が来るのを待ちます。

あの頃の私は、やる気が出ない自分を「ダメな人間だ」と責めていました。

でも、違いました。

間違っていたのは私の性格ではなく、やる気に頼るという仕組みのほうでした。

当てにしないというのは、なくすことではありません

ここは誤解されやすいので、先に書いておきます。

当てにしないというのは、やる気を捨てることではありません。

やる気が出る日は、これからもあります。

出た日は、その勢いで進めばいいと思っています。

変わるのは、計算の入れ方だけです。

やる気がある日を前提に予定を組むのを、やめるということです。

あるかないか分からないものを、計画の土台に置かない。

あれば助かる。なければないで回る。

そこまで持っていくと、やる気の有無に振り回されなくなります。

1切れた日に、自分を責めなくてよくなります

当てにしないでおくと、決まっていいことがあります。

やる気が切れた日に、自分を責めずに済むことです。

当てにしていた人は、切れた瞬間に「また続かなかった」と落ち込みます。

でもそれは、意志の問題ではありません。

切れる前提のものが、予定通り切れただけです。

ガソリンの切れた車を、根性がないと叱る人はいません。

やる気も同じだと思っています。

最初から切れるものとして扱えば、切れても事故になりません。

やる気がない日でも回る形を、先に作ります

では、何に頼るのか。

私は、仕組みと環境のほうに頼っています。

本当に成し遂げたいことがあるなら、やらざるを得ない状態を自分で作るのが早いです。

気持ちを作るのではなく、動かざるを得ない状況を作るということです。

1罰金、約束、同じ時間と同じ場所

たとえば、こういうものです。

  • やらなかったら罰金にする
  • 誰かと一緒にやる約束をする
  • 毎日、同じ時間に同じ場所で取り組む

どれも、気合とは関係のない話です。

環境の力を借りると、やる気がない日でも手が動きます。

頑張らなくてもやれる状態を作る。これが本当の続ける力です。

2やる気は、環境を作る日にだけ使います

ここで大事なのは、順番です。

やる気が出たから環境を整えるのではありません。

やる気があるうちに、なくなった日の分を先に用意しておきます。

一回きりの着火剤としてなら、やる気は十分に役に立ちます。

毎日燃やし続ける燃料としては、当てになりません。

久田 晃久田 晃
続いている人を見ていると、やる気が強いのではなく、やらない選択肢がない形になっているだけなんですよね

もうひとつは、他人です

頼らないほうがいいものが、もう一つあります。

「他人」です。

厳しく聞こえるかもしれません。

ただ、他人に期待しすぎないほうがいい、というのが私の考えです。

他人は、あなたのお母さんではありません。

見返りなく助けてくれる他人は、ほとんどいないと思っています。

心から助けてくれるのは、本当に親くらいです。

11億円の借金を、誰が肩代わりするか

たとえば、あなたが1億円の借金を抱えたとします。

誰が助けてくれるでしょうか。

多少は力を貸してくれる人がいるかもしれません。

たまたまお金持ちの知り合いがいて、なんとかなることもあるかもしれません。

ただ、それは運が良かっただけです。

運を前提に生き方を決めるのは、やる気を前提に予定を組むのと同じことです。

普段から他人を当てにするのではなく、自分を当てにする。

結局これが、一番確実な道だと思っています。

やる気も他人も、あれば助かるもの。なければ回らないもの、にはしないことです。

期待しないことと、感謝しないことは別です

ここを取り違えると、ただ人を突き放す話になってしまいます。

そうではありません。

困ったときに、些細なことを助けてくれる人はいます。

そういう人がそばにいるなら、それは本当にラッキーなことです。

私は、かなり幸せなことだと思っています。

そんなに簡単に起きることではありません。

期待をやめるのは、感謝をやめることではありません。

むしろ、逆です。

当てにしていないから、助けてもらえたときに素直にありがたいと思えます。

当てにしていると、助けてもらえなかったときに腹が立ちます。

同じ出来事なのに、受け取り方が正反対になります。

期待を下ろすと、感謝の量が増えます。

自分を当てにできる自分は、あとから作れます

自分を頼れと言われても、今は無理だと感じるかもしれません。

私も、上京したばかりの頃はそうでした。

誰かが助けてくれるだろうと、どこかで甘えていました。

でも現実は、そうではありませんでした。

自分の人生を動かせるのは自分だけだと気づいたとき、ようやく一歩を踏み出せました。

自己効力感という言葉があります。

自分にはできる、という感覚のことです。

これは生まれつきの性格ではなく、やったことの積み重ねで増えていきます。

だから順番としては、自分を信じてから動くのではありません。

やる気がない日にも動ける形を作って、動いた分だけ後から積まれます。

自分を頼れる自分は、育てるものだと思っています。

まとめ

今回は、頼らないほうがいい2つについて書きました。

やる気は一過性の興奮剤です。

頼れば必ずガス欠になります。

他人も同じで、当てにするほど計画が不安定になります。

代わりに置くのは、やらざるを得ない環境と、積み上げてきた自分です。

そのうえで、助けてもらえた日はラッキーとして受け取る。

この距離感が、一番長く続くと思っています。

久田 晃久田 晃
やる気がある日にどれだけ進めたかより、やる気がない日に何をしていたかのほうを、私はよく見ています

やる気も他人も、当てにしないほうがうまくいきます。

あれば助かる、くらいでちょうどいい

まずはZoomで話してみませんか

最大120分。今の状態と、90日後にどうなっていたいかを一緒に整理します。
無理な営業はしません。顔出しも不要です。

無料面談を予約する →